高度な技術と情熱をもったUDのアフターサービス
(小森)当社のアフターサービスについてのご評価はいかがでしょうか。
(原本)大阪営業所のUD車両は門真CC(カスタマーセンター)へ、私が勤務している中津川中部物流センターのUD車両は、岐阜県の東濃CCに整備を依頼しています。サービス工場の距離が離れているのですが、メンテナンス時期のコントロールは門真CCにお願いしています。より良いサービスを徹底するため、小森さんなどが、月に一度の頻度で東濃CCとの打ち合わせを行い、サービス項目のズレがないように最適整備を行っていただいていますので、とても安心できますね。
(小森)門真CCと東濃CCのやり取りは、サービス内容に齟齬が生まれぬよう、綿密に段取りを組んでサポートさせていただいております。
(原本)また、1 台ごとに作成される整備計画で稼働率を最大化するUD‐TRUST(トラスト)にも加入しています。理由としては、毎月の支払いが定額であること。車検月の支払いも大きな出費がなく支払いを均等化でき、定期交換部品も含めて支払いをできるので、予防整備という観点から見ても大きなメリットがありますね。
(市川)また当社では、安全装備に対する投資も惜しみません。Quon GKを導入した当初は、前後のモニターカメラは装着されていたのですが、サイドのカメラが付いていなかったので、小森さんにお願いして装着していただきました。人間でカバーできないところは、機械でカバーするしかない、これを念頭に置いています。「安全は何よりも優先する」という使命を持ち運送会社を経営しているので、今後もそれをずっと続けていきたいと思っています。
(小森)お客様の安心・安全運行のため、最善のサービスをご提供するのはもちろんのこと、車両を最良の状態に維持するためのご提案など、包括的にお客様のアップタイムを確実にサポートしています。西村梱包倉庫様は、安全装備や保安部品、予防整備の定期交換部品に関しては、かなり高い意識を持っていただいており、UDスタッフも全力でそれにお応えしています。
新規輸送事業の課題までUDトラックスがサポート
(小森)最後になりますが、御社の新しいチャレンジ、2024年問題の対応策や今後の企業展望などをぜひお聞かせください。
(川端)ICT導入の側面からは、ホームページを逐 次 充 実 させ、人 材の募 集 だけでなく、設 備の紹 介も 行っています。一例として、中津川の定温倉庫に興味をもたれたお客様がいて、取引に繋がった案件もございます。加えて、求車・求荷の情報サイトに登録し、帰り便の積荷の情報交換も行い、物流DXを推進させています。
(市川)今年の4月から施行される2024年問題に対しては、一般的には人材不足の問題が懸念されますが、当社では離職率が極めて低いのが特長です。約30年前から、給料を歩合では な く、固 定 給でお 支 払いす ることで、従業員の生活の安定を図っています。また企業展望としては、中津川中部物流センターを「物流発信基地」として捉え、トラクター導入化の推進です。2025年にはあと2台のQuon GKが納車予定。ヘッドとドライバーの交代で、2024年問題の長距離輸送に対処していくというのが、課題の解決に繋がるのだと思っています。
(小森)Quon GKトラクターの導入に関しましても、市川社長に5年前、2024年問題の課題としてプレゼンさせていただきました。非常に強い関心を持たれご採用に至り、当社もお手伝いすることができ嬉しく思っています。今後もビジネスのご成功に向けて、新機能の製品などの発 表 があり 次第、お役に立てる提案をいち早くご用意します。市川様、川端様、原本様、本日は誠にありがとうございました。