ＵＤトラックスは10月9日、第4回目となる営業スキルコンテスト「バリュー･プロポジションコンテスト ザ・ファイナル 2021」をオンラインで開催しました。新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、テレワークやソーシャル・ディスタンスが定着し、人との接触を避ける「非接触」ニーズが日常生活でもビジネスの現場においても高まる中、ICT・デジタルを活用することで社会の価値観とニーズの変化に伴い発生する顧客課題に対する対応力と解決力を高めることを目的として実施しました。
従来「直接会うこと」「顔を見せること」が信用構築の一環として重視されてきた営業の現場においても、新型コロナウイルスの感染対策として顧客も営業担当もお互い在宅勤務となり、WEB 会議ツールを使った営業が一気に普及しました。こうした社会変化に伴い、非接触を前提に営業プロセスを構築する「コンタクトレス・アプローチii」という営業手法が関心を集めています。
また、集客営業においてもWEB 会議ツールを活用した非対面型セミナーなどは、地理的な制約や会場の規模などの物理的な制約を超え対面型では実現が難しいスケールやメリットを生み出しています。
UDトラックスは顧客に対する価値提案力を高めるという継続的な取り組みにおいて、社会ニーズの変化に対応した営業スタイルをいち早く取り入れることも重要と考え、新型コロナが拡大した昨年度より、「Microsoft Teamsを利用したオンラインによる商談スタイル」による実技競技（ロールプレイング）の全国大会を実施しています。今年も、全国各地の予選を勝ち抜いた12名の代表選手たちがオンラインによる営業スキルを競う場にチャレンジすると共に、新たなナレッジを共有しました。
物流の持続可能性を高める取り組み
また、環境意識の高まりを受け、物流業界が脱炭素化にかじを切る中、「カーボンニュートラル」、「CASE」、「デジタルトランスフォーメーション（DX)」など物流の持続可能性を高める上で欠かせないテーマについても活発に意見交換を行いました。
本年度の選手権では、UDトラックス道東株式会社釧路支店の直江侑が全国330名の営業のトップとして選出されました。
コンテストの講評で、ジャパンセールスの長田慎一朗は、「コンテストを通じて、ファイナリストの成長を感じることができました。今回『カーボンニュートラル』『CASE』『DX』といった時代のキーワードも取り上げました。時代が大きく変化していく中で、それぞれのお客様のビジネスニーズも変化していくと思われます。そういった視点でお客様への価値提案力を更に高めていってほしい」と語りました。
「Better Life」の実現に向けて
「バリュー･プロポジションコンテスト ザ・ファイナル 2021」は、「Better Life（ベターライフ）」というパーパス（存在意義）の一環として開催しました。 UDトラックスは、本コンテストを含むさまざまな機会を活用して社会や社会ニーズの変化に伴い発生する物流業界の課題を共有し、対応策を模索することで物流の持続可能性を高めるための取り組みを推進しています。
UDトラックスは「Better Life（ベターライフ）」という新たなパーパス（存在意義）を導入し、「Better for Logistics（より良い物流）」「Better for the Planet（より良い地球環境）」「Better for People（より良い暮らし）」「Better for Business（より良いビジネス）」の実現に邁進しています。「Better Life」は持続可能なバリューチェーンを構築することで、環境負荷の低減、顧客満足度の向上、収益性の向上、そして働きがいのある職場環境を実現することを目的としています。
当ニュースに関するお問い合わせ先
ＵＤトラックス広報
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【ＵＤトラックスについて】
ＵＤトラックス は世界６０カ国以上で先進的な輸送ソリューションを提供する日本の商用車メーカーです。１９３５年の創業以来、「時世が求めるトラックとサービスを提供する」というビジョンを掲げ、革新的な技術の開発で業界をけん引してきました。より高い満足を求めるお客様のため、私たちは信頼性の高いソリューションにより、スマートロジスティクスの実現に向けて取り組んでいます。大型トラック「クオン（Quon）」「クエスター（Quester）」から中型トラック「コンドル(Condor)」「クローナー（Croner）」、小型トラック「カゼット(Kazet)」「クーザー（Kuzer）」までのフルラインアップ、そしてカスタマーサービスと販売金融により、世界各国の様々なお客様のニーズに対応しています。
